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WMX3とは

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WMX3は、Movensysが開発・販売するPCベースのモーションコントロールソフトウェアです。 専用ハード不要で、PCにインストールするだけで使用可能です。

コア技術

コア技術はソフトモーションソフトマスタMoventectureとされています。

ソフトモーションはソフトウェアで実現する高性能なモーション制御技術です。

ソフトマスタはソフトウェアで実現する各種産業用ネットワークの通信スタックです。

Moventectureはそれらの技術を統合・最適化し、1つの制御エンジンとして組み上げるためのアーキテクチャです。

プログラミング

モーション制御やI/O制御は C++や.NETの独自仕様のAPIとして提供されており、v3.6u3時点ではPLC言語には非対応です。(ソフトウェアPLC機能の対応が予定されています:プレスリリース

WMX3にはPLC Editorのような専用の開発ツールは存在せず、Visual StudioやC++ BuilderなどのIDEを使ってプログラムを構築します。

PLCやSoft PLCではLDやST等のPLC言語でスキャンループを実装しますが、WMX3ではそういった定周期の制御ループを実装するのではなく、Windowsの非リアルタイムな制御ループで制御を行います。 Windowsの非リアルタイムな処理であっても、モーションやI/O制御をリアルタイムに行うことができるAPIが提供されています。それらを駆使することで、画像処理やGUIアプリとリアルタイムなモーション処理を高級言語の処理内に混在させることができます。

構成

WMX3はAPIライブラリ、モーションと通信エンジン、ユーティリティと呼ばれるツール類とマニュアルで構成されています。

APIライブラリは機能ごとに分けられています。基本のモーション機能を提供するCoreMotion、高度なモーション機能を提供するAdvancedMotionをはじめ、I/O制御(Io)などの制御に関わる機能の他、ログ(Log)、イベント(Event)などの診断や制御の助けになる機能もあります。

モーションと通信エンジンはリアルタイム空間で動作するエンジンです。APIを通じてエンジンに処理を要求することで、ユーザはモーションやI/O機能などを利用できます。

ユーティリティは、WMX3の設定を行ったり、モーションや通信状態の診断、モーションやI/O制御をプログラミングなしでテストできるツールが提供されています。

PCベースである優位性

公式サイトでは以下のようなメリットがあると提唱されています。

また、その他のコラムでもPLCやモーションボードと比較した優位性について説明されています。

主な採用ケース

リンク先中段 [Applications]で紹介されています。

半導体製造装置や搬送ロボット、ディスペンサや組立などの産業装置に強く、OHTやAMRの実績もあることがわかります。

一方で、マシニングセンタなどのGコードの解釈が必要な工作機械の実績は書かれていません。WMX3はGコードの解釈機能を提供していません。

また、公式ブログにはWMX3の採用実績のある半導体製造工程の詳細が図解されています。

ソリューションとしての周辺技術

MovensysはWMX3に加えて以下の製品も提供しています。

  • IPC、I/O、ステッピングモータ (Dunamis)
  • 制振制御 (Synse IT)